サッカー用語知りたい
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暑い日が続きますね。
梅雨明けのニュースがそろそろ聞こえてきそうです。
先日のトレーニングマッチで、2年生の選手に
「もっとえぐってからボール出して」とリクエストしたところ、
「えぐる???」となってしまいました。
普段からサッカーの映像も良く見ていて、きっと知っているだろうとつい戦術用語を使ってしまいましたが、いけませんね先入観というのは。
「あーごめんごめん」とおわびして、わかる言葉で説明しました。
(そのあと彼はしっかり「えぐって」ました)
普段使う言葉ながら、サッカーでは戦術的な意味合いで使用する言葉がいくつかありますので、代表的なものを紹介します。
「あがる」
フィールドで相手陣地に向かっていくことを指しています。サッカーコートを平面で図にすると、自陣が下、相手陣地が上になるため、この表現が使われているようです。
「さがる」
上記と反対で自陣に戻っていることを指しています。守備やパスをもらう位置を指示するときにもよく使います。
類義語として「おちる」という言葉を使うこともあります。
「ひらく」
フィールドで外側に横移動することを指しています。「ひらく」ことでパスが通る場所に移動したり、守備側の視野外に移動することができます。
「しぼる」
主に守備の時に、味方同士の距離を縮める動きを指します。そうすることでパスコースを失くしたり、ドリブルを防いだりします。
ただし、この動きの定義は奥深いので、あくまでも概略としてになります。
「幅」
こちらは横方向の位置を表しています。
「幅とって」「幅つかって」「幅意識して」など使う時は、だいたい選手同士の横の距離感が近い状態です。
「浅い」「深い」
こちらは縦方向の位置を指しています。
ゴールに近い位置が「深い」、離れた位置が「浅い」となります。
守備の位置が浅い、というのは自陣のゴールから離れたところに位置することを表しています。
これら以外にもいろいろな言葉が飛び交っていますが、もし「?」って思う言葉があったらコーチたちに聞いてみてくださいね。
さて、先ほどの「えぐる」ですが、
相手陣地で「ひらいて」ボールをもらった後に「深い」ところまでドリブルですすみ、さらに「ポケット」まで侵入していくことです。
「ポケット」???
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